言葉で何かを刺したくないというお話。
僕は白湯のような言葉が好きです。
白湯と書いて「さゆ」と読みます。
簡単に言うとぬるめのお湯ですね。
言葉の響きも気に入っています。
花の名前のような気がして。
言葉も道具なので、
いろいろな使い方があります。
「刺さる言葉」なんて表現もよく聞きます。
でも僕は、言葉で人を刺したいとは思いません。
白湯のように、
身体があったまる言葉を使っていきたいです。
いい悪いではなく、
それぞれの選択でいいと思います。
その中で僕のスタンスは「白湯みたいな言葉を使いたい」です。
白湯の効果を調べてみると、
血行が良くなり、
新陳代謝が促進されて、
老廃物を流してくれると出てきました。
大好きなあの言葉に触れた時と同じ効果です。
僕の言葉も、誰かにとっての白湯に慣れたらいいな。
それと、白湯には作り方があります。
水を一度沸騰させて、適温まで冷ましたのが白湯。
つまり、冷たさも熱さも経過したうえでのぬるさなんですよね。
僕は感情が多い方なので、
冷めた想いも熱い気持ちも両方あります。
この感情たちにはさんざん振り回されてきました。
けど、だからこそ、
ちょうどいい温度を測れるのかなって今は思います。
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