自分にOKを出せない

問題解決の流れのお話。

最近の悩みとして、
「自分にOKが出せない」があります。
主に仕事について。
構成や記事を完成させても、
「これでいいのかな」、
「何かミスしていないか」、
という具合に自信が持てません。

これが結構ストレスなんですよね。
えいやっと提出した後も、
「クオリティが足りてないかも」、
「的外れだったらどうしよう」、
なんでくよくよしてしまいますし。

「これが俺の作品だ!」、
なんて自信があったら楽になるのに。
そんなことをよく考えます。

というわけで、
「自分にOKを出せない」をテーマに、
僕の問題解決の流れを紹介します。

大まかにいえば、
メリットとデメリットを比較して最適化していく。
という進め方です。

まずメリットデメリットから。
悩んでいる状態というのは、
デメリットばかりに目が行っている状態ともいえます。
そこをまずは解きほぐします。
頭で考えるとマイナス面に引っ張られるので、
紙に書くのがおすすめです。

メリットからいきますか。
自分にOKを出せないことのメリットは、
・間違いに気づきやすい
・改善点を見つけやすい
・相手の求めていることを考える
・反省ができる
・謙虚でいられる
などでしょうか。

確認する際に疑ってかかるので、
間違いに気づきやすくなりますし、
改善点も見つけるため試行錯誤しやすくなります。
クライアントが求めていることを考えるようにもなるでしょう。
結果的にクオリティアップにつながるともいえます。
また、尊大な態度をとることもなく、
対人関係にもいい影響があるかもしれません。

次にデメリットです。
・ずっとストレスにさらされる
・相手の評価に左右される
・つけこまれる
・単価交渉がしづらい
などでしょうか。
こちらは特に解説はいらないかと思います。

なるほどなるほど、
メリットもデメリットも最もだと感じます。
自分にOKを出せないからこそ、
クオリティが保たれ成長もできる面がありますね。
その反対に評価におびえて心が休まらないことや、
単価交渉で強気に出れないことがマイナスともいえます。

「問題」と感じていることにも様々な面がありますね。
こうやって一度フラットに整えると、
自己評価が安定しその後がスムーズに進みます。

次に最適化です。
物事にはいろいろな面があるので、
メリットをなるべく増やし、
デメリットをなるべく減らすことが大事と考えています。

この「なるべく」が最適化の要。
メリットもデメリットもつながっているので、
0か100にすることはできないとも考えています。
どちらも僕をここまで運んでくれた大切な一部ですしね。

もし僕が自信満々な人だったら、
確認の回数が減り、結果的に間違いが増えるかもしれません。
ただ、必要以上の確認による時間的精神的な負担を軽くしていくことも大事です。
片方のみを消すことはできないから、バランスが取れた状態を目指します。
シーソーと同じ。

ではどうすればいいか、ここで具体的な対策がでてきます。
ようやくですね。

簡単なところでは、
・確認の回数や時間を決めておく
という対策があります。

「確認は3回までにする」、
「30分間確認の時間を確保する」など。
僕は時間で区切った方がやりやすいので、
だいたいは後者を選択します。
ここはそれぞれのお好みで。

自分OKを出せないのにもメリットがあるから、
何も自信満々になる必要はなく、
具体的な対策によって、
クオリティと負担が釣り合っている状態を目指していく。
というわけです。

そして、その対策を月間目標に定めて効果検証していきます。
うまく効果が出れば身につくまで継続し、
失敗したら別の対策を講じます。

ちなみに効果検証の精度が落ちるため、
目標にするのは一度に1つか2つまでです。
効果検証周りのことも別記事で書くかもしれません。

これが、
メリットデメリットを比較して最適化する。
という僕の問題解決の典型的な流れでした。

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