フリーランスになって一年たちましたというお話。
2022年の8月に独立し、丸一年生き延びました。
「フルマラソンって本当に走れるんだ」
というのが一番の感想です。
もちろんそのつもりで計画を立ててトレーニングもしてきましたが、
実際に走ってみると地図で見るより凸凹があり、
大変な思いも多かったです。
やっぱりやってみると違いますね。
走り終わったときは感慨深かったです。
同時に僕には基礎が足りてないと感じました。
毎月給水所につく前は、
無理やりスパートして間に合わせていた感じ。
その疲れがどっと出て、動けなくなる時もありました。
体力も技術もまだまだです。
難しいですね、
途中まではいいサイクルだと思ったんですけど、
自転車操業になっていたようです。
というわけで、改めて基礎練をしていこうと思います。
この場合の基礎練は、自分で考えて実行すること。
その繰り返しです。
雨でも暑くても坂道でも先が見えなくても、
自分で考えることをやめないこと。
自分で考えるというのがポイント。
僕は誰かの言葉に従って成功するより、
自分の考えで失敗することが重要と考えます。
考えることは仕事のスタンスから細部まで。
例えば僕は、
仕事を楽しもうと思っていません。
それは仕事とはそもそも、
多くの人が「したくないこと/したくてもできないこと」、
それらをするから対価が得られるものと考えているから。
そのため楽しくない瞬間が多くて当然と思っています。
といっても、楽しむことを否定するわけではなく、
ただ自然にすればいいということです。
自然と楽しめるなら楽しめばいい。
嫌だと感じたら嫌だと感じたまま取り組めばいい。
ということ。
楽しむ努力をするより、
嫌だと感じながら実行した方が早い。
それに心も楽になる。
結果として再現性があって効率もよい。
そういう考え。
ただ、人前に出る仕事で仏頂面はしませんよ。
状況を見て切り替えます。
楽しめるなら楽しんだ方がいいのかもしれません。
しかし、「したほうがいい」ことは無数にあります。
実行できることよりも多いでしょう。
「モチベーションを上げる」「やりがいを持つ」「目標を持つ」
もっとあるかな。
全部大切だけど、すべて意識するのは難しい。
かえって中途半端になる可能性がある。
なので「したほうがいい」ことに優先順位をつけて、
今は必要ないと判断することも、
自分で考えたといえるでしょう。
僕はこの中で「目標を持つ」ことだけを取り入れています。
とまあ、スタンスはこんな感じで考えています。
それは仕事の細部でも同じこと。
マニュアルがあってもその都度自分で考えます。
そして考えが間違っていたら、
失敗を認めて別の方法を試します。
来年には仕事を楽しむ努力をしているかもしれません。
結果をもとに考えて変わっていけばいいでしょう。
それに、
行きつく先は誰かと同じでかまいません。
僕にとって重要なのはどの道を選ぶか。
歩きやすいコンクリートより、草をかき分けるけもの道を進みたいです。
だって何が出てくるかわからない道の方が、
生きてるって実感できるから。
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