やっぱり僕にはネガティブが似合うなと感じたお話。
今月は取材の予定があったのですが、
先方がコロナに罹患したなどの事情により軒並み延期になりました。
それによって独立して以来最低月収です。
お金が入らない状況で急に時間も空いたことで、
次々とネガティブなことが浮かんできました。
自分の計画の甘さや今後の悲観的な見通し、
あるいはこれまでの失敗について。
頭がネガティブな考えに支配されていきました。
そんな最悪な気分を味わった後にうかんだのは、
「ああ、自分らしいな」という気持ちです。
自分の軸を取り戻したような感覚。
毎回そうなんですけどね。
ネガティブな考えに打たれた後は、
雨上がりのように頭が澄んで、
ポジティブなアイデアが浮かんできます。
今回はお金と未来に不安があったため、無料でできる自己投資をしました。
定額で通っているヨガの回数を増やして、
体調管理と体力づくりにいそしんでいるほか、
今後の下準備となる行動も増やしています。
この流れが自然なんですよね。
まずはネガティブ、次にポジティブ。
逆ではだめで、まずネガティブから。
僕にはこの順番が大事です。
悲観的なことを頭に思い浮かべてから、
それを回避するためのアイデアを考える。
このままではうまくいかないから、
どうすれば解決できるか頭を働かす。
そんなメカニズムです
ネガティブを吐き出したら、ポジティブに切り替えられる。
息を全部吐き出したら反応として吸い込むでしょう。
そのくらい自然なこと。
逆に「ポジティブに考えよう」と意識するのはとても不自然です。
パンパンの風船に息を吹き込むような危うさを覚えます。
この辺は性格なんでしょう。
心配事の9割は起こらないと聞きますが、
1割も可能性があるなら対策を講じる方がいいと思うんです。
仕事ならね。
でも、クライアントさんとやり取りしていると、
どうしてもポジティブな言動をすることが多くなってしまいます。
この辺は弱さですね。
それが日常生活にも影響を及ぼし、
最近は「ポジティブに考えなきゃ」ってなっていたんだと思います。
今回は悪いことが重なったおかげで、
ネガティブな気持ちを思い出すことができました。
そして思いっきりネガティブを放出すれば、
自然とポジティブになれる。
僕はそんな人間みたいです。
思い出して楽になりました。
僕は「自然」を大事にしています。
無理やりポジティブにするなら、
自然なネガティブを味わう方がいい。
そういう考えです。
ネガティブかポジティブかの対立ではありません。
どちらもメリットデメリットがあり、
僕にとって自然な取り入れ方をすればいいだけ。
ま、振れ幅は大きいですけどね。
シーソーに浅く座っている感じでしょうか。
揺れは感じやすいけど、
結果としてバランスが取れているなら良しとします。
きっと人にはそれぞれシーソーがあって、
板の長さや重心はみんな違っているのでしょう。
だからバランスのとり方も人それぞれ。
これからも僕にとっての自然な気持ちを大切に、
ポジティブに流されないよう気を付けていきます。
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