成功にとらわれないようにしたいという話。
僕は成功は相対的なものだと思っています。
その時、その状況だからこそ成立した現象。
花みたいなものですね。
梅雨の鎌倉には紫陽花が咲き、
真夏の沖縄には向日葵が咲きます。
いつでも咲いているわけではありません。
条件がそろうことが必要。
真夏に紫陽花は枯れてしまいます。
でもまた条件が揃えば咲くでしょう。
ということもあり、
他の人の成功はあまり興味がありません。
あ、もちろん友達の成功は喜びますしお祝いもします。
自分に取り入れようとは思わないって意味です。
同じ条件になることってまずないから。
それは自分でも同じこと。
成功したら喜びはします。
でも自分も状況も変わっていくから、
考えなく同じ方法を取らないように心がけています。
といっても成功の蜜は甘いから、
ついつい同じことを繰り返してしまうんですよね。
「前はうまくいったんだ」
「これで合っているはず」と。
そういうときは周りが見えていないことが多いです。
枯れているのに気づかず飾っているようなもの。
きっと部屋も散らかっています。
だからこれまでの成功した方法も手放し、
今の自分と状況を見つめなおして、
取るべき手段を講じていく。
それが大事だと考えています。
何より楽しいんですよね、
けもの道を進んでいるみたいで。
成功はうれしいですし、
成功体験は自信につながります。
ただ、絡みつくツタにもなるもの。
だから、
タンポポみたいな小さな成功を、
ひとときお祝いしたら、
綿毛のように手放して、
あとは風に任せようと思っています。
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